Commuket issue NO.
054
OCT-30-2000
■毎週月曜日更新■
   
今週のコミュケット
   
罵詈雑言
   
うっかりピース君
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A型のくせにぃー!
 A型の人間は几帳面でまじめで神経質。自分の周りが散らかっていると居ても立ってもいられない。世間では、そのように思われているらしい。平たく言っちゃえば「A型はお片づけ上手」だと思われている。押入れの小さなスペースも見逃さず、ダンボールで立派に箱を作って収納スペースにしたり、食器棚に陳列している皿も「ほら、縦に置けばもっとたくさんのお皿を置けますよ」と言ってみたり…。もし地震が来たらどうするんだ。皿が全部割れてまうやんか。A型気質をバリバリ全開発揮して、お昼のワイドショーで得意満面な顔をして、「お片付け隊」などと名前をつけてもらっていらっしゃる奥様方を良く目にする。すごいよね、感動する。

 しかし…。あたしはA型人間のはずなのに、「片付け」と呼ばれる作業が、この世の作業のなかで最も苦手である。会社やお店など人前に出るところでは気を遣っているし、「ぼろ出したらあかん…。」と変なプライドがムクムクと頭をもたげてくるので、そんなに「乱雑に物を置く」事はしない。それに、仕事上で大事なプリントを失くすなんてことしたら大変だから…、っていうのもあるしね。だが、これが家になると……もう大変。

 家という場所は、最も自分でいられる場所である。気を遣う…と言っても、20何年付き合ってきた両親相手なのでたかがしれている。おなら一発放っても、「あ、ごめん。」の一言で済ませられる。さらに、あたしは一人っ子でなんでもかんでも両親がやってくれたから、家の中では「お姫様」なのである。だから「片付け」一つできない24歳になってしまった。こんなんじゃあかんって、嫁に行かれへんぞ(汗)。

 まず、出したものは出しっぱなしである。例えば…。「あ、CHAGE&ASKAのCD聴こう。」とCDを出す。本来のA型ならば、出したCDのケースは「CD BOX」ときれいな字で書かれたシールが貼ってある箱かなんかに戻すのだろう。しかし、あたしは違う。出したCDのケースは、コンポの上に置いておく。そして「あ、この音源をMDに落とそう」とMDを出す。MDのパッケージを剥がすとMDのラベルが出てくる。本当のA型ならば、ごみと化したパッケージはちゃんとごみ箱へ入れ、MDラベルは曲名を書くためにちゃんと取っておくのだろう。でも、あたしは違う。ごみと化したはずのパッケージは、そのまま机の上にご丁寧に取っておき、ラベルは床かベッドの上に乱暴に置いておく。さらに、MDにもケースがついている。このケースも、A型の人はちゃんと失くさないように、目につくところに置くんだろう。でも、やっぱりあたしはそうじゃない。これを、まったく関係のない本棚とかに置いてしまうのだ。

 ここまで書いてて、自分でも呆れてしまうが…。とにかく、今の例でも「CDケース」「MDパッケージ」「MDラベル」「MDケース」と4つの物が出てきた。これらを「あるべき場所」に戻すだけなのに、それがまったくできない。「自分が作業したそのままの状態」で、1ヶ月近く放置する場合もある。この場合は、4つの物を片付けるだけなので、ものの5分あればきれいな部屋にする事は簡単だ。しかし、実際のあたしの部屋は、CDやMDはもちろん、漫画・ドラえもんグッズ・CD-R・洋服・ビデオ・プレステetc…5.5畳の部屋に良くこれだけの物があるね〜と、自分でも感心するぐらいたくさんの物がある。これらがもし、いろんな場所にしっちゃかめっちゃかに置いてあったら…。みなさんご想像して頂きたい。多分「うへぇ〜。(げっそり)」と思われたであろう。思いきり気合を入れないと、「あるべき場所」には戻せない。

 それと、これは一人っ子特有だとは思うが、依存心が強いことも片付け下手に拍車をかけている気がする。「誰かが手伝ってくれないとできない」ということだ。いちいち指図されないと、自分がやった後始末もできないのだ。まったく、情けないねぇ〜。

 この「片付け下手」によって、手痛い目にあった事は何回もある。つい最近の話では、社員旅行に行く際に必要なパスポートが行方不明になり、泣く泣く辞退した…なんて事があった。今年の頭に引越しをしたのだが、多分その時にごみと一緒に破棄してしまったのだと思われる。情けないを通り越して、呆れはてて言葉を失くしてしまう。

 その度に「よし!もうちゃんと片付ける!!」と一大決心をして片付けに取りかかるのだが、卒業アルバムやら、高校生のときに書いた文集やらを見付けてしまい、作業が中断する。気が付いたらとっくに日は暮れていて、どっかの家から夕飯のカレーの匂いが流れ込んでくる時刻になっている。周りを見渡せば、片付けるはずだった写真やらCDが、雪崩れの後のように床に散乱してる。一気に気分がブルーになり、やる気を失くしてしまう。しかし、これらを片付けないと寝る事ができないため、ダラダラ片づけを再開する。こうして1日がつぶれてしまう。

 もう二十歳を超えていっちょ前に恋愛もしたのだから、片付けぐらいはしっかりできないとね。改めて思うけど、快適な生活を送るには、まず身の回りから快適にしていかないとだめだ。もうMDケースを本棚に置くのだけはやめようと思う。散々探し回って、親と喧嘩までするのもバカバカしいから…。

[Hiroko Izumi /ERECTAっていう棚を愛用してます。ユニクロとかで使ってるスチールの棚です。凄くカッコ良くて一目惚れで買ったんだけど、「見せる収納」をしないとカッコ良くない。片付け下手なあたしには、「宝の持ち腐れ」的な物だったかもしれないと、ちょっとへこんでます。]

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LOVE CONNECTION 微妙な距離感
 嫌いじゃない人と離れるのってつらいな。
 微妙な距離感が許されない世の中だったら、
 二人だけで新しい世界を作りたかったな。
 人の目なんか怖くないと思ってる。
 でも、他人の目線で見ている自分自身にこみ上げてくる冷たさが怖い。
 もうちょっと頑張ればもっと愛し合えたのに、惜しかったね。
 お互いにさ、頑張っていい人見つけようね。
 そしてどっちが幸せか自慢しようね。

[motoi araki / 自由闊達な恋愛スタイルが認められるような国に成熟すればさ、犯罪なんか減るのにさ。]
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editor in chief : MOTOI ARAKI
support : NAOKO OHSHIMA
art director : MAKOTO KAWAMURA
co-writers : KAZUYA TANABE, HIROKO IZUMI, EMI TSUJI, JUN'ICHI MORIMOTO, MASAKI FUJISHIRO
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