Commuket issue NO.
046
SEP-05-2000
■毎週月曜日更新■
   
今週のコミュケット
   
罵詈雑言
   
COVER STORY
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デビットカードとは
 最近店頭ステッカーでよく見られるようになった「J-Debitステッカー」は、金融機関のキャッシュカードで商品の購入・サービスの決済ができるというもの。クレジットと異なり、店舗に設置された端末に暗証番号を打ち込むことにより、即時に残高から引き落とすというシステムである。現金の出ないATMが店舗にあるといったところだろう。日本では最近まで聞きなれないシステムであったが、海外ではクレジット同様普及している決済手段であり、Masterカード系列のMaestro、VISA系列のPLUS等が知られている。ただしJ-Debitは、国内限定のシステムである。このデビットサービスは、J-Debitを主導した郵政省・富士をはじめ、あさひ・住友・さくら他、ほとんどの金融機関のキャッシュカードに、顧客の意思の確認なく自動的に付加された。例外としては、東海(別途申込み必要)、東京三菱(導入拒否)がある。
 では、「せっかく無料で利用できるのだから使ってみようか」という人のために、利用上の規定を簡単にご説明しよう。といっても、統一した基準がないため、説明が難しい。第1に利用時間。郵便局・都市銀行については、早朝を除きほぼ24時間利用できる。ただし、店舗側にも利用時間の制限があるため、利用する金融機関の提供時間帯と店舗POS(端末機)の稼動時間の共通時間が、実際に利用できる時間となる。第2に利用限度額。これも金融機関と店舗がそれぞれ個別に設定。郵政省は残高の範囲で無制限。都市銀行ではATMの出金と合計で、1日100〜500万といったところ。変わったところでは、住友が1〜300万円の金額内で顧客が設定可能である。第3に利用可能店。これは、yuiis webに詳しい。利用件数が多い業種は、ビックカメラやヨドバシカメラ等電気店、西武・東武・小田急他百貨店。同じチェーン店でも、利用できる店舗とできない店舗が存在する(例:ローソン)ため、店舗ごとにチェックが必要。
 キャッシュレスで、一見便利そうなサービスであるが、実はセキュリティ上の問題が解決されていない。カードは、自分でスライドさせてから暗証番号を読み込ませる店舗と、店員がスライドさせる店舗と2種類ある。前者は、後方に並んでいる顧客が覗き見する可能性がある。後者は、店員が顧客の見えないところで処理する店舗もあり、その間のセキュリティが守られていない。暗証番号が知られれば、カードを盗まれなくても、磁気カードはご利用明細票があれば偽造できることが知られており、悪用される可能性が高い。問題点については利用者から見たデビットカードで詳しく指摘されているので、是非ご参照をお勧めする。なお、カードの偽造問題は、ICカードの実用化が実現すれば解決すると見られている。因みに、郵政省の実用化予定は2002年である。
 さて、このような問題があるわかると「利用できないようにしたい」という方もいらっしゃるだろう。郵便局・都市銀行では、デビットサービスを利用できないよう端末処理する申込みができる(スタート当時はできなかった)。他に対策としては、カードの盗難保険に入るという方法がある。郵政省では年350円の掛捨てで年間100万円まで保証、大和では無料で50万円まで保障。双方とも、盗難から10日以内に気づいて金融機関に連絡した場合に補填するという保障になっている。
 誰でも、金融機関のキャッシュカードは持っている。そして、既に言及した通り、デビットサービスは、ほとんどの場合、顧客の知らないうちに一方的に提供され、自己責任を負わされた状態になっている。その自己責任を負うにあたり、読者の方には、拙文でサービスの概要を少しでもご理解いただき、利用に際する指針を決める助けとなれば幸いである。

[Masaki Fujishiro]
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ハッピーマクド

Apple Computer, Inc.
パソコンの家電化(その2)
 前回は「音」をテーマに家電化について考えてみましたが、いかがでしたでしょうか?今回は前回書ききれなかった分を含めて、もう一度Macの家電化として考えてみたいと思います。
 家電化という点に重点をおいているのが一般消費者向けのiMac、iBookでしょう。特にiMacは始めに発売された頃から数度のモデルチェンジをおこない、Macの中では一番家電化に力を入れているモデルかもしれません。iMacには家電化のために3つの要素がそなわっています。「DV編集」「DVD鑑賞」「無線通信」がそうです。つまりこれらがiMacの最大の魅力ということなのです。
 まず「DV編集」ですが、デスクトップモデルのMacには『iMovie』というビデオ編集ソフトが付属しています。このiMovieがオマケで付けていいのかと思うほどよくできたソフトで、ビデオ編集が簡単に楽しくできるようになってます。インターフェースもさすがにApple製なだけあって直感で操作でき、初心者にも安心な設計になってます。デジタルビデオカメラがあれば、iMacと繋いですぐにDV編集を行なうことができます。
 次に「DVD鑑賞」です。最近はDVDドライブが標準で搭載されているパソコンもかなりの数がありますし、プレイステーション2でもDVD鑑賞ができることもあり、iMacでDVDが見れることにあまり恩恵はないかもしれませんが、iMacには前回言ったスピーカーも備わっていることもあり、映像を楽しむという点での付加価値はまだまだあります。それにパソコンのモニタの輝度とガンマ値はTVよりも低いので、より快適に映像を見るために輝度とガンマ値を上げるTheater Modeという機能が新iMacには備わっています。これはハードとソフトの両方を一社で開発しているアップル社の利点が発揮された新機能です。
AirMac そして最後に「無線通信」です。これは今後のパソコンライフを変える重要な要素です。これまでインターネットをするときや、他のパソコンとのネットワークが有線だったのがワイヤレスすることができるのです。例えばパソコンの置く場所がモジュラージャックが近くないと不便なために限られていたのが自由になりますし、部屋中をはっていたネットワークのためのケーブルをなくすことができます。そしてこれをMacで実現してくれるのが『AirMac』です。このAirMacが普及すれば家庭内でもパソコンのあり方が今とはかなり違ってくるはずです。例えばiBookを使えば台所でインターネットで料理レシピを見たり、トイレの中で新聞の代わりにHPを見たりすることもできます(笑)。
 これらは今ある家電製品の代わりでなく、つまり家電の代わりといいうことではなく新しい種類の家電製品として受け入れてもらおうということです。パソコンは現在の家電の代わりとしてでなく、新しい楽しみ方を提供していくことが大事だと思うのです。現にiMacは始めはハードディスクも持たないインターネット端末として開発されていました。起動するための必要なデータだけを装備し、アプリケーションはブラウザで使えるインターネット上で提供されているものを使うというものでした。通信環境の整っていない今はまだちょっと考えられないシステムかもしれませんが、近い未来にこんなiMacが家電として家庭内であたりまえのように使われているかもしれません。本当の意味でのパーソナルなコンピュータとしてパソコンがこの先どうなっていくのか楽しみです。

[Jun'ichi Moromoto / 今週は東京から原稿を発信してま〜す。じつは先週、ドラクエのやりすぎで原稿落としたのはヒミツ(自爆)]
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GOURMAND 第一旭のBラーメン
photo 今週のおすすめは、本当だったら他のラーメン店よりも真っ先に紹介するべきであった(はっきり言って忘れていた…)神戸の皆さんにはおなじみの、これこそ今現在のラーメンの元祖である「神戸ラーメン第一旭」のBラーメン(650円)です。
 まず最初にBがあるなら他にもあるの?という疑問があると思います。ここで説明をしておきますと、Aラーメン(500円)…チャーシューなしのプレーンなラーメン、Bラーメン…チャーシューメン、Cラーメン(800円)…チャーシューメン1.5倍のメインメニューがあります。他にはトマトラーメンなども。
 説明はさておき本題に入ると、かなり感動させられる。なぜかというと、まずは麺!今流行の太めの麺とは違い、中華料理店のラーメン風の細くてストレートおまけにコシのある麺。麺だけであっさりとしている。これだったら大盛りも…。
 次にスープ、一目見ると「とんこつしょうゆ系」でかなり脂っこいかなぁ?と思うけど一口飲んでみると全然違う!スープ全体に素材から出るコクがあり、しかも後口あっさりと。すばらしい!最後のとどめに溢れんばかりに並べられた大きく切られたチャーシュー。適度に脂がのってるんだけど、しっかりと味が付いていて、スープがチャーシューにからみつき程良い風味をかもし出している。最高である。
 最後に嬉しいのがラーメンのクオリティが高すぎるのに値段が安すぎる!はっきりいって嬉しいですね。
 もし、人気ラーメン店は普通でも特徴があってちょっと…という方はあっさりとしたAラーメンを、チャーシューと麺をベストバランスで美味しく食べたいという方はBラーメン、Cラーメンを食していただくと非常に満足度満点に神戸のラーメンをEnjoyできると思います。はっきり言っておすすめです。また、非常に美味なチャーシューを使ったチャーシュー丼も美味しいみたいです。
 場所は神戸本店が、JR神戸駅・高速神戸駅から線路沿いに東へ歩いて5分。三宮本店がサンパル・ダイエーから北へすぐ、三宮店がJR三宮駅高架下すぐです。

[Kazuya Tanabe / 所長は先日ある資格の実技資格免除の講習が元町であり、最終日の昼食にCラーメンを食べたところ…一緒に行ったBラーメンを注文したメンバーよりも先にぺろっと食してしまった。やっぱり美味しいんだね。]
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音楽浮遊 ZOOBOMBS FREE LIVE 2000/08/30
ZOOBOMBS 去る8月の30日に代々木公園で「ズボンズ」の野外フリーライブを観てきた。平日の昼間、夏休みも残り少ないこの日、かなりの人が集まっていた。といっても余裕でステージが見えてリラックスして見られるほどの人の集りだったけれど。
 このズボンズは前作のアルバムから少しの間、国内での活動を休止していた。バンドとしての方向性、メンバー間の問題、そして日本の音楽界での行き詰まりなどが理由だった。その間はオーストラリアでツアーしていたり、レコードのリリース等海外では活発に活動していた。そして日本での活動再開を宣言する意味で今回のフリーライブがあったのだ。
 彼らは新しい編成で帰ってきた。以前はヴォーカル&ギター、キーボード、ベース、ドラムといったオーソドックスな編成だったが、今回新しくドラムとパーカッションが増えた。ロックバンドでドラマーが二人いて、パーカッションが居るなんて珍しいが、さらにこのもう一人のドラマーは「帰ってきた」ドラマーなのである。 実は前作のアルバムを制作をする際、演奏のクオリティを上げるため、それまでのドラマーをクビにし、新しいドラマーを入れたのだった。そのクビにされたドラマーが復活したというわけだ。しかも代わりに入ったドラマーも居残り続けてる。そのドラマーが復活した理由が「それまでのギコチないながらも突っ走るグルーヴがズボンズらしい」というのである。あぁ確かに。そうかもな。
 それで、上記のフリーライブでは、まず復活ドラマーが叩いていた。悪くはないんだけど・・・。PAの問題や、練習不足の問題があったのかもしれない。バンドリーダーのヴォーカルはいまいちノレていなかったみたいだ。最後の曲では途中で曲をストップさせたり、黙って帰ったり、こちらにもその苛立ちが手に取るようにわかった。
 アンコールで真っ先に登場したのは新ドラマーで、軽く肩慣らし程度にドラムを叩き始めた。その時にみんなが思ったに違いない。「グルーヴ感が違うな」と。僕自身、復活ドラマーの演奏は好きな方で、ライブで聞いてもそれほど違和感はなかったけれど、新ドラマーのを聞くと差は歴然としてた。アンコールでは復活ドラマーがパーカッションとして参加していたけれど、彼にも客にも何か居心地の悪さみたいなのがあった。
 この事はファンのみんなは知っていて、この日のライブもファンサイトの掲示板では賛否両論であった。 新ドラマー急進派、復活ドラマー擁護派、いろいろ。っていうより、そんな二人を一緒にバンドに入れようとするヴォーカルも酷だが、それを了承してしまう新・旧ドラマー二人もすごいと思う。
  この形態で続いていくんだろうか。なんかこの事だけが気になってしょうがない。本当はそんなことは考えず、音楽だけ聴いていれば良いんだけど。逆にこういうのも一つのバンドの楽しみ方?・・・なの?

[makoto kawamura]
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COMMUKET OFFICE mail to tbx@may.sakura.ne.jp
editor in chief : MOTOI ARAKI
support : NAOKO OHSHIMA
art director : MAKOTO KAWAMURA
co-writers : KAZUYA TANABE, HIROKO IZUMI, EMI TSUJI, JUN'ICHI MORIMOTO, HIROSHI SUZUKI
special thanks :
T・L・MT, Masaki Fujishiro, Maki Araki, Rika Kinjo, Kentaro Tamura, Akira Toga, Yu Kitamoto, Keiichi Morita, zucca, Nao Fujita, Hiroshi Minato, Chitose Minato, Taichi Takashima, Tomokazu Masuyama, Tatsuya Iwata

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